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2.新宿の誕生 「角筈」

角筈歩道橋新宿の本家が東口の内藤新宿であることは、老舗と呼ばれるお店が現在でも新宿大通り沿いに多いことからもうかがえます。現在の新宿の代名詞とも言える都庁舎などの西新宿高層ビル街は、その昔は角筈(つのはず)と呼ばれていました。

内藤新宿くらべて何もなかったこの地が、現在のような高層ビル街になったのには大きな理由があります。

それは4代将軍家綱の命により、1653年(承応2)に飲料水として玉川上水がこの角筈付近を通り四谷大木戸(四谷4丁目交差点)まで通水された時代にまでさかのぼります。西新宿は水とのゆかりの深い町なのです。
詳細はいずれお話するとして・・・・・

角筈立体交差橋新宿が「内藤新宿」の西に広がるのは明治18年日本鉄道が北関東の薪炭を東京に運び入れるために鉄道を敷設してからです。薪炭を降ろす停車場を甲州街道に合わせて
「新宿停車場」として「角筈村字渡邊土手際」(明治20年頃実測図)に敷設したのが今の新宿駅の始まりです。

西新宿近辺は「柏木角筈村」→「角筈村」→「淀橋町」→「淀橋区」→「新宿区」と変貌を遂げることになります。

現在、この角筈の名を残しているのは甲州街道沿い
「クリナップ新宿ショールーム」前の写真にある歩道橋に書かれた「角筈」の文字とバス停、それから水道道路と十二社通りの交差点にある「角筈区民センター」と図書館くらいでしょうか。
西新宿が誕生したときに架けられたワシントンホテルの前の立体交差橋は新たに「角筈橋」と名づけられています。

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